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【2024/11/27 03:35 】 |
なずなの会
西予市へ、
「 なずなの会 赤峰勝人
    百姓 食を語る   」  という講演を聞きに行ってきました。

なずなの会 HP  http://www.nazunanokai.com/akamine.html


以前から、一度大分にある赤峰さんの畑を見たいと思っていたのですが、
海をこえれば近いはずの九州へなかなか行けず、
今回幸いによいチャンスとなり、でかけることにしました。


まず、びっくりしたのが会場。


284.jpg 「愛媛県歴史文化博物館」

 外観もかわっていますが、
 建物の中も立派です。


285.jpg








知らなかったですが、とんでもない施設があるもんですね。


286.jpg
 会場の雰囲気です。








講演の内容は、以前から本を読んでいたこともあり、
想像したとおりの熱いものでした。
(詳細はなずなのHPをみていただくことにして・・・)

本人、生の講演が聞けたのはよかったです。
本当に一度、百姓塾に参加しようかと思っていたぐらいでしたから。


ただ、ちょっと違うのではと思ったのが、
福島原発、放射能はたいしたことではないという話。


陰と陽の説明で、
放射能が陰で海水が陽だから打ち消し、海は大丈夫だとか。

げんに計測で出てきてないとか。
化学肥料の方がずっと危険とか。

畑の除染に海水をまけばいいとか・・・


計測結果がマスメディアに出ないのは、
ほとんど大本営発表状態だからだし、
生物濃縮をはじめ、この秋以降、魚の汚染も深刻になるだろうし、
なにより何年か先には、何千人単位で子供に、
甲状腺がんや白血病が出てくる可能性が大きいのでは。

海(塩)が放射能を打ち消してくれるなら、
使用済み核燃料も、放射性廃棄物も、
いっそ福島原発ごと海に放り込めばなどど、
皮肉のひとつもいいたくなりました。


そのうち玄米と味噌汁を飲んでいれば、
被爆しても平気だなどといいだすのかな・・・





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【2011/08/20 19:38 】 | 農法 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
腐らない野菜

最近あちこちで、
「 奇跡のリンゴ 」 木村秋則さんのことを聞くようになった。

以前、松山市内で開かれた講演を聞きにいってから、
何冊か著書を読んで、興味をもっていたのだけど。


その中で 「 自然の野菜は腐らない 」 というのがあります。


114.jpg
 この本自体は読んでないのだが、
 自然栽培の野菜は腐らず、
 萎びてゆくだけらしい。

 木村さんの本に
 変化の様子の写真が載っていました。






113.jpgそこで、たまたま残ったうちのミニトマト。

もう3ヶ月にもなろうかというのに
ご覧のとおり、腐っていません。

実験のために残したのではなく、
ほんとにたまたま早採りしただけですが。




うちの野菜も腐らない、と言うつもりはもうとうありません。
割れたものや、熟したものはどんどん腐っていました。


保存性は、でんぷんの保有量と関係してるとかなんとか、
どこかで読んだ記憶はあるのですが、よく解りません。

かぼちゃなんかは完全に熟す前に、
早採りしたほうが日持ちするような気はしていますが、
そうすると味の方が心配です。

くだものなんか、腐る寸前が一番美味しいなんて、
言う人もいますものね。


最近よく思うのですが、有機だから、自然栽培だから、
〇〇だからと云うのは、ちょっと違うのではないかという気がしています。

農業は数値化できないものが多く、
いろんな要素が絡み合い、複雑で、簡単にいかないことが多いです。


単純に 美味しい! と言っても、
いろんな意味が、それぞれの好みとか、食べたときの環境とか、
食べる前に聞かされた能書きとか・・・



 

【2010/09/22 20:10 】 | 農法 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
無肥料

やっと涼しくなりました。
雨も降り一安心といったところでしょうか。
秋野菜、予定より10日遅れです。


プランターで、自然栽培のちょっとした実験をしていました。


111.jpg
 なすび、
 定植時の活着にぼかしを少し、
 以降まったく肥料無しで育てていました。

 買ったプランター用の土なので、
 初期肥料は若干あったでしょうが、
 地力がどうのというものではありません。
 なすび自身のちからでここまで育ちました。


畑ではとっくに終わって更新剪定し、秋茄子がそろそろ収穫開始です。
ごらんのようにプランターではやっとこんなぐらいです。


112.jpg 花も咲きますし、
 小さいですが実も付きます。

 これでできたと言うなら
 確かに育ちました。

 これまで何個か食べました。
 味は・・・




無肥料は、やっぱり無肥料かな。
当たり前のことですが、肥料が無ければ大きくは育ちません。

虫も畑に比べて、てんとう虫だましは少なめでしたが、
カメムシはしっかりつきました。


よっぽど豊かな土で、恵まれた条件ならともかく、
新規就農の畑で、一年目、二年目ぐらいで無肥料は
ちょっと厳しいかなと。

徐々に土を作りながら転換していくしかないのかな。
最初から、こういう野菜をいい野菜と、高い値段で売りたくはないです。


自給用で、
自然栽培です、できました、やっぱり美味しいねー、
無邪気に喜んでるぐらいの事ならいいですが・・・





 

【2010/09/17 11:20 】 | 農法 | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
土作り
秋冬の準備、ぼつぼつとですが進めています。

盆明けには播種を始めようと思っていたのですが、この暑さ!
一週間遅らせました、来週からスタートです。


じゃがいも、キャベツ、白菜、たまねぎ等はこれまでどおり作りますが、
この秋冬はレタス中心のサラダ系で作付けと考えています。


基本方針はあくまでも土作り、とくに微生物。

今では普及所の人でも堆肥を入れろ入れろ言いますが、
堆肥、特に動物性のものを大量に入れるのはどうかなと思います。

今回は堆肥どころか肥料も可能な限り減らそうかと思います。

104.jpg 夏野菜が終わって一月寝かし、
 刈った草を乾燥させたうえ、
 刻んだ萱と一緒にすきこみました。

 発酵促進に鶏糞をぱらぱらとふり、
 EM希釈液をジョウロで散布しました。

 定植までまた寝かせます。

元肥無しで、定職時のぼかし一発でいけたらなと思っています。
様子をみて追肥するかもしれませんが、
作の短い葉物ならこれでいけるのではないかと。

シルバーマルチは、
雑草対策と言うより地温の上昇を防ぐ目的です。

レタスは暑いのが苦手。
定植頃にどれぐらいの気温になっているか、
まあまだ30度はあるのかな。
畝間に敷いた萱も同じです。


考え方としては、有機物をすきこむことで腐植を増やすと同時に、
EMで種類と量を増やした微生物にえさを与え、
回りまわって植物の栄養分と、菌のバランスを取ろうというものです。

たしかに去年のスタート時に比べて土が変わりました。
3年は覚悟していますが、うまく土が育ってくれれば
来年当たりはまったく無肥料の自然栽培に挑んでみるかなと・・・




【2010/08/21 17:03 】 | 農法 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
カヤの力
まったくの素人が、よりによって有機農業を志し、はや二年。
なんだか少しですが解ってきたような気が・・・ するだけかな。

基本は、誰もが言うとおり土づくり。

内子の土は、雨が降るとぬたぬたになって長靴の底に5センチもへばりつく、
乾くとがちがちの塊になるような赤土です。

これをなんとかしなければ。


普通なら大量に堆肥を入れてということになるのでしょうが、
普及所の指導員も農協もそう言いますし、スタートの昨年は僕もそうしました。
でも、動物性の堆肥はあまり大量に使いたくない。


そこで、今年は徹底的にカヤにこだわってみます。


21.jpg
 押し切りで細かくしてすきこみ、
 作業は大変ですが、
 ビニールマルチは使わず、
 畑全面にひいていきます。

 
 


ご近所さん、お年寄り、誰に聞いてもカヤは良い、そう言います。
昔は地域ごとにカヤ場があって、家族総出、大八車で運んだそうです。


i1.jpg
 このカヤは壊した古屋に使われていた
 40年は前のものかと。

 理想的な資材です。




作物の力は凄いもので、たった一年作付けしただけで、
確かに土が変わりました。

確信があるわけではないのですが、3年も化学肥料を使わず、
有機物を入れていけば、なんとかなるのかと、
いまはそう思っています。


来年が楽しみです・・・



【2010/04/23 08:55 】 | 農法 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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