最近あちこちで、
「 奇跡のリンゴ 」 木村秋則さんのことを聞くようになった。
以前、松山市内で開かれた講演を聞きにいってから、
何冊か著書を読んで、興味をもっていたのだけど。
その中で 「 自然の野菜は腐らない 」 というのがあります。
この本自体は読んでないのだが、
自然栽培の野菜は腐らず、
萎びてゆくだけらしい。
木村さんの本に
変化の様子の写真が載っていました。
そこで、たまたま残ったうちのミニトマト。
もう3ヶ月にもなろうかというのに
ご覧のとおり、腐っていません。
実験のために残したのではなく、
ほんとにたまたま早採りしただけですが。
うちの野菜も腐らない、と言うつもりはもうとうありません。
割れたものや、熟したものはどんどん腐っていました。
保存性は、でんぷんの保有量と関係してるとかなんとか、
どこかで読んだ記憶はあるのですが、よく解りません。
かぼちゃなんかは完全に熟す前に、
早採りしたほうが日持ちするような気はしていますが、
そうすると味の方が心配です。
くだものなんか、腐る寸前が一番美味しいなんて、
言う人もいますものね。
最近よく思うのですが、有機だから、自然栽培だから、
〇〇だからと云うのは、ちょっと違うのではないかという気がしています。
農業は数値化できないものが多く、
いろんな要素が絡み合い、複雑で、簡単にいかないことが多いです。
単純に 美味しい! と言っても、
いろんな意味が、それぞれの好みとか、食べたときの環境とか、
食べる前に聞かされた能書きとか・・・
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