まったくの素人が、よりによって有機農業を志し、はや二年。
なんだか少しですが解ってきたような気が・・・ するだけかな。
基本は、誰もが言うとおり土づくり。
内子の土は、雨が降るとぬたぬたになって長靴の底に5センチもへばりつく、
乾くとがちがちの塊になるような赤土です。
これをなんとかしなければ。
普通なら大量に堆肥を入れてということになるのでしょうが、
普及所の指導員も農協もそう言いますし、スタートの昨年は僕もそうしました。
でも、動物性の堆肥はあまり大量に使いたくない。
そこで、今年は徹底的にカヤにこだわってみます。
押し切りで細かくしてすきこみ、
作業は大変ですが、
ビニールマルチは使わず、
畑全面にひいていきます。
ご近所さん、お年寄り、誰に聞いてもカヤは良い、そう言います。
昔は地域ごとにカヤ場があって、家族総出、大八車で運んだそうです。
このカヤは壊した古屋に使われていた
40年は前のものかと。
理想的な資材です。
作物の力は凄いもので、たった一年作付けしただけで、
確かに土が変わりました。
確信があるわけではないのですが、3年も化学肥料を使わず、
有機物を入れていけば、なんとかなるのかと、
いまはそう思っています。
来年が楽しみです・・・
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