タキイ種苗から、注文していたズッキーニ・オーラム(黄色)の種が、
品質基準を満たさないということで、届きませんでした。
タキイでもこういうことがあるのですね。
さて、どうしよう。
野菜の種について。
種はずーっと
自家採取してみたかったのですが、
今年は試しに
やりやすそうな甘長唐辛子で
やってみました。
結果は、育苗してみないとわかりませんが。
遺伝子組み換えや、アグリビジネスの企業による種の独占、
また、土地に合った品種への改良、固定種の保存等、
自家採取が需要なのはわかっているのですが、
なかなか取り組むところまでいっていません。
昨年は、何冊か本も読みましたが、
さらにハードルが高くなった気がします。
交雑の問題から、やるのならかなり本気で取り組む必要があります。
自家受粉で、同じ科の野菜と30メートルほどの距離が必要だったり、
昆虫による受粉対策に、ネットをかけたり ( ということは人工授粉 ) 、
またその種の持つ特徴を残すための選別方法など、
生半可な気持ちではできない気がしています。
野口種苗の方も書いておられましたが、
有機農業のグループが持ち込む種は、交雑が多いそうです。
たぶんイメージ・スタイルだけでやっているのでしょう。
か、種代を安くしたいとか。
へんなのが生えてきたけど、
適当な名前を付けて売ったとかいう話も聞きます。
家庭菜園ならそれでもいいかもしれませんが、
プロの農家がやることでしょうか。
「 からり 」 で自家採取が禁止されている理由も、
そのへんのことだと思いますが。
難しく言えば、遺伝子汚染ですからね。
いずれ自分の畑に合った、特徴のある野菜作りを目指して、
まあ、気長に、毎年ひとつづつでも、
挑戦していくつもりですが・・・