今日は内子で、愛媛ゆうき生協の学習会がありました。
この生協は、生産者と消費者が一緒に運営するという、
全国的にもめずらしい生協です。
規模は小さいながらもしっかりとした理念のもと、
昨年30周年を向かえた、歴史ある組合です。
ここ数年ネットを始め、安心・安全を売りにした
新しいいろいろな会社、組織ができてきましたが、
商売上の都合だけでそういう商品を扱っているところも少なくありません。
ゆうき生協に関わってみて、
ここは馬鹿がつくほど実直な運営をしていると感じました。
今回の学習会も発端は、
供給品の牛肉に遺伝子組み換え飼料が使われていたということでした。
すぐに供給停止。
口で言うのは簡単ですが、その分がくっと売上が・・・
これを機会に、遺伝子組み換えの問題、
肉生産の問題、命を食べると言うこととは、などなど、
もう一度考えてみようということで、各地区ごとに勉強会を開催しています。
八幡浜、宇和島など南予地区はここ内子での開催となりました。
内子東自治センターを
お借りしての開催です。
設立当初からの今治の生産者
長尾さんのお話と、
生協で扱っている
牛肉の試食がありました。
書き出せば長くなるので、内容には触れませんが、
口蹄疫、鳥インフルエンザなど、
生き物を飼い、その命を食べると言う原点の部分で、
なんだかおかしくなっているのでしょう。
ゆうき生協で扱う牛肉は
世間で言う上等、霜降りなんて
ばかげたものではありません。
飼料はもちろん、飼い方から、そしてきつい言い方ですが
殺し方まで考えた生産者のものです。
お昼をみんなで食べながら、
自己紹介をかねてのいろんな思いが聞けました。
せけんはまだまだ寒いですが、
今日はあったかい会になりました・・・
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